12/24/2008

HANAGATA



鴨川おどりで有名な先斗町の歌舞練場で開かれた、茂山家の若い五人の狂言師によるHANAGATA狂言会に行ってきました。歌舞練場に足を踏み入れるのは初めてです。緞帳は鴨川に桜と紅葉と、ちどり。ちどりは先斗町の花街のマークです。狂言の可能性、限界に挑むということで、新作狂言やコント風もあり、とても楽しい舞台でした。今の彼らの人気はすごいもので、観客も若い女の子がいっぱいでした。出演者5名(正邦、茂、宗彦、逸平、童司)は、衣装のまま切符切りをしたり、お見送りで一緒にカメラに収まったり。親御さん(七五三さん、千五郎さん)はサイン会をしたり、奥様、お子さん達も協力していて、なかなか和やかな雰囲気の会でした。伝統芸能というと、難解で敷居が高いという気がしますが、こういう形で、原点に帰って皆に楽しんでもらうという努力の歴史が茂山狂言にはあるのですね。




とても面白かったので、夜の公演も見たくなり、当日売りを買って、また3時間後に戻ってきました。今度は二階席の一番前の桟敷席です。上から見ると狂言特有の動きがよく見え、太い声もろうろうと響き、また違った楽しみ方ができました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「花形狂言少年隊」の5人ですね!ナマ「モッピー」見たんですね~かっこよかったですか?羨ましいナ(^_^)/~

はりねずみ さんのコメント...

もち、かっこ良かったですよー! 私なんか彼にチケットをもぎってもらい、しっかり目をあわせ、声をかけてもらいました。