8/16/2010

高野山6(金剛峰寺)


真言宗高野山派の総本山にあたり、すべての宗務をつかさどるところです。広大な境内に、大きな主殿、居間、奥殿、別殿、書院など多くの建造物と国内最大級の石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」があります。豪華な襖絵で飾られた部屋や、ハイテクな台所のほか、秀次切腹の間などが、拝観できます。


屋根の上には大きな桶がのっています。これは普段から雨水を溜めておき、火災が発生したときに、火の粉が飛んで屋根が燃えあがらないように桶の水をまいて類焼を食い止める役割を果たしていたそうです。

台所には防火対策として大きな煙突があったり、食物保存庫として床下収蔵庫があったり、天井からつり下ろした台は風通しをよくし、さらに紙を垂らすことによってネズミの侵入を防いだりと、昔の人の知恵に感心させられました。

           そしてりっぱな鐘楼

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