1/15/2012

天使突抜通り

京都市内、下京区の西洞院通りと油小路通りの間の南北に走る狭い通りが通称 ”天使突抜通り” です。今の通りの名前は "東中筋通り” もともとは平安時代にこの地域に弘法大師が創建した五條天神社があり、”天使の社”と呼ばれていたそうです。ところが、豊臣秀吉が京都の町の大改革の際に強引にこの神社の中に道を貫通してしまったそうで、天神様を信仰していた人々は、あきれて”天使を突き抜ける”という名前を町につけたそうです。映画を見た後、さっそく探しに行ってきました。

烏丸五条で地下鉄を降りて、五条通りを西へ行きます。西洞院の次の一方通行の道を北に行くと、天使突抜2丁目、1丁目があります。

         駐車場の看板にもありました。

          

         けっこう探すのに骨が折れます。

東中筋通りを5条通りを横切って南に行くと、天使突抜3丁目、4丁目があります。

4丁目の看板はとうとう見つけられませんでした。でも古いお医者さんの表札に書かれていました。この辺りは路地が多く、古い家や商店が並んでいました。

4 件のコメント:

Urban さんのコメント...

本当にこんな地名があるとは驚きです。さすがに、風流なというか批判精神いっぱいの庶民文化も息づく京都ですね。

はりねずみ さんのコメント...

京都という町は本当に興味深いですねぇ。
古いものと新しいものが平然と混在しているし、おじさんやおばさんが日常の会話で政治批判しているし・・・

momo さんのコメント...

はりねずみさんも映画が終わった後、天使突抜地区をすごい勢いで突破なさったのですね。お医者さんの看板も懐かしい字体と左進?。直島のアート地区みたいですね。
 都内でも年末にこの映画をやっていたようです。見逃して残念。

はりねずみ さんのコメント...

映画に出てきたようなボロアパートが実在するような雰囲気の町でした。