11/09/2012

詩の電車

夜、出町柳の駅から叡山電車に乗ると、

何やら怪しげな雰囲気! 白いものがゆらゆら・・・

近づいてみると、白い布にきれいな色で刺繍の文字が

■「七等星」に寄せて  谷川俊太郎

見えないのは遠いから
見えないのは小さいから
闇に紛れているから?

でももしかしてあなた
眼をつむっていませんか
見えないものを
夢で見るつもりで

夜のからだには
どんなかすかな光も
見逃さない
朝のこころが
ひそんでいるのに



文字の刺繍は奈良生まれの刺繍作家有本ゆみこさんのものです。
何だか不思議な世界を旅した気がしました。

4 件のコメント:

momo さんのコメント...

えっ!こんな風景があるんですか。夢で見たような。乗客も銀河鉄道みたいにあまりいないんですね。
 京都のの方々、素敵なこと考えられますねぇ。

そらまま さんのコメント...

すごい!
ももちゃんから教えてもらって見に来ました。
谷川さん、ゆかりちゃんと私の気が合うきっかけにもなった人。
二人で出逢ったこともあります!
この電車乗りたいなぁ。
いつまで走ってるのかな?
大宮エリーの個展を思い出す。
あと、松尾高弘の光のゆらぎの作品も想起させられる。
あ〜!すっかり気分は京都へGO!なのだ!

はりねずみ さんのコメント...

モモちゃん
この催しは第一弾で、これからも
続くようなので、楽しみです。
叡山電車の一両編成車両だから
出来るんですよね。

はりねずみ さんのコメント...

そらママ
残念ながら、このシリーズは
もう終了してしまいました。
次の作品が谷川さんかどうかは
まだわかりません。
でもぜひ京都にはいらして下さい!